Konica BiGmini 自由なカメラ
最近、自転車に乗りながら楽にスナップができるカメラが欲しいと思っていて、早速AFでプログラムオート、片手で操作ができるコンパクトカメラを物色。
Contaxやミノルタのチタンカメラは値段が高すぎるので却下。
かと言ってズームレンズは写りがよくない上に迷うので、単焦点一択。
となるとなかなか候補が絞られてきて、妥当なところだとRICOHのR1sかKonicaのBiGminiあたりが本命に。R1sの薄さもイイけれど、アラーキーが使用したBiGminiもイイ。
ただBiGminiは、持病のフレキ切れで背面液晶が映らないものが多く、仮に映るものでも、いつ映らなくなってもおかしくない個体が多い。
背面が映らなくても撮影自体はできるので、あえて故障したジャンク品を思い切って買ってしまうというのもあり。
ヤフオクあたりを散々回った挙句、背面不良の個体を安く購入。
Konica BiGmini BM-201
触った感じは背面と裏面がひんやりとしたアルミで、割と高級感がある。
ファインダーもクリアで隅々までしっかりと見渡せる。
レンズは35mm F3.5
スナップでのパンフォーカスをメインで使用する予定なので、F3.5は逆に安心感のある設計。
電池はCR123A一本。キタムラで700円で購入(ちと高い)
電池を入れて電源ボタンを押すと、ウィーンとレンズが3cmくらい飛び出してくる。
あとはただシャッターボタンを押すだけ。背面液晶が映らないのでモード切替もできず今何枚撮ったかもわからない。
でもそれが逆に今までのカメラの機能から解き放たれたようで、すごく自由に感じる。
初現像
買ってすぐ、近所の散歩に持ち出したり、自転車のライドに持ち出したりした。小さくポッケに入る上にシャッターボタンを押すだけで撮れるので自然と撮影スピードが上がる。大体3日ほどで撮り終わったが撮影枚数がわからないので枚数の感覚は勘。
24枚撮りのフィルムを入れていたのだが、思ったより枚数が撮れないというか、なかなか終わらない。
イヤな予感はしたけれど、巻き上がった段階でキタムラに現像をお願いする。
悲劇
翌日仕上がった現像を撮りに行く。
引き換え伝票を店員さんに渡した瞬間に渋い顔。イヤーな予感。
渡されたネガを見てみると・・・全てのコマが半被り。
巻き上げ機能が故障しているらしく、3分の1づつほどしか送られていない様。
どーりでたくさん撮れると思ったわけだ。
Twitterではこの写真が好きだと言ってくれる方もいたが、撮りたいものが撮れないとなると中々モチベーションが保てないなぁ。
ただ、このBiGminiで自転車に乗りながら写真を撮流楽しさを知ってしまったので、急ぎ別のカメラを購入する予定。
最初に候補にしていたRICOHのR1sが有力かな。
最近カメラ買いすぎだなぁ。