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フィルムカメラと写真のブログ

Voigtlander NOKTON 50mm f1.1

フィルム引退宣言をして、PENTAX6x7やROLLEIFLEX2.8Eなどの大物カメラを売却(正確にはまだ手元にあるけれど)した予算で、なにかデジタルで使える個性のあるレンズを買いたいと思っていた。

 

もともと中判フィルムマニアだったので、できるだけ開放F値が明るくてボケが多い50mm前後の標準レンズを探していた。

ネットの情報などを色々と読み漁り、たどり着いたのがこのレンズ。

 

Voigtlander NOKTON 50mm f1.1

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驚異のf1.1。ハイライトは滲むしパープルフリンジはお祭り状態。本当に2009年のレンズかよ!と突っ込みたくなるが何事にも変えがたいボケの大きさがある。

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パーップルフリンジは現像で調整しています。

そして何よりもレンズの色味?描写がすごくフィルムライクでいい感じ。

中判ほどの繊細さはないけれど、豪快なボケ感には荒々しささえ感じる。

 

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とりあえず近所の公園で撮影をしてみたけれど凄いね。唯一無二の空気感。

とにかく被写界深度が浅くてピントを合わせるのが難しいけれど、不可能ではないので鍛錬あるのみ。

とりあえずはまだレンズに撮らされている感覚です。このじゃじゃ馬を手懐けられるのはいつになることやら・・・

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