さらばKONICA

約1年間、毎日肌身離さず持ち歩いていたKONICA C35が故障してしまった。

▲まだ故障前、元気だった頃（遺影みたい）

先週末、外出先からの帰りの駅にて鞄の口が空いていたことに気づかず屈んでしまい、硬い大理石の床にカメラが落下。

レリーズボタン、巻き上げレバー付近が床に叩きつけられ、無残にもボディが湾曲してしまった。

特にレリーズボタン付近の陥没が酷く、一度シャッターを切るとレリーズボタンが押し込まれたまま元に戻らなくなってしまう。

爪を使えば戻らないでもないが、正直実用には程遠くなってしまった。

ハンマーなどで叩き直せば多少は元に戻るだろうけれど、陥没してしまった部分を戻す術が見つからない。

さらに悲運なことに落下の衝撃で裏蓋が開いてしまい、34枚まで取り終えていたRollei RPX400のフィルムが感光してしまった…

▲現場再現写真

まだ現像に出していないので結果は分からないけれど、少なくとも最後の10枚程はダメだろう。

このカメラが初めてのフィルムカメラで、仕事の時も遊びに行く時も常に鞄に入れて持ち歩いていた。

カメラについて右も左も分からない中、この簡単なカメラに本当に助けられた。

ピントを合わせてボタンを押すだけなのに様になった絵が撮れるのは素直に凄い。

気持ちを切り替えて後継機を探すが、

・ポケットに入る大きさ

・露出計付き

・レンジファインダー

・焦点距離35mm以上

この条件を満たすカメラがなかなか見つからなず…

今のところ筆頭候補はレチナ3cだけれど、状態が良いものがなかなか見つからない。

まぁカメラを探している時間が一番楽しいんだけれども。

何はともあれ、KONICA C35

お世話になりました。