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フィルムカメラと写真のブログ

Nikon F100 〜F801からの正当進化〜

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突然ですが、Nikonのフィルム一眼レフF100を購入しました。

最近はRolleicordやMAMIYA6などのクラカメばかり使っていたのですが、久しぶりにF801で撮影した写真を見た際に「このコントラストとシャープさは一眼でしか出せないな」と思い、しばらくF801を引っ張り出して使用していました。

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↑F801で撮影した写真。Nikon 105mm 2.8レンズのおかげか、キレキレで鮮やか。

 

F801も気に入ってはいたのですが、Gタイプレンズが使えないこと、グリップのフィット感が微妙、外装がプラスチック、この3点が気になっていました。

これらを解決するとなると、F5、F6、F100辺りが候補に挙がるかと思うのですが、性能と携帯性の絶妙なバランスを突いてきたF100に一目惚れ。

すぐに中古を漁り、グリップのベタつきが無いものを1万円ちょっとで購入。

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外装は大きな傷もなくとても綺麗です。

フィルムカメラ高騰の時代に、この状態のものが安く買えたのはかなり幸運だと思う。

実際に手にしてみて、グリップのホールド感の良さに驚いた。D610よりもほんの少し小ぶりで手のひらに収まるサイズ。左手側にもグリップと凹凸があり、両手で構えた時も安心感がある。

握りが気持ち良すぎて、仕事中ずっと右手はマウス、左手はカメラだった(頭おかしい)

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ファインダーについては、F801も十分明るく広かったので、大きな変化は感じず。

フォーカスは確実にF801よりも速い。まぁここはレンズの性能にも影響を受けると思うので深くは考えず。

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あと、特筆すべきはシャッター音。音は大きいけれど軽快で乾いた音がたまらない。F801とは違う、D200とも違う、D610ともまた違う…

思い出しました。この音はD2xの音。

フラッグシップ機と同じとは通りで気持ちいい訳だ。

 

機能、ルックスを総合すると、とてもいいカメラだと思います。フィルム一眼の最終形と言われる所以が分かったような気がする。

価格の割に所有欲を大きく満たしてくれるので、ある意味お買い得かと思います。

F801にあと8枚ほどフィルムの残りがあるので、撮り終わり次第F100に移行したいと思います。

あ、お気に入りの105mmレンズをつけたらだいぶ重かったです。

とりあえず筋トレだな。